南相馬市ゼロカーボンシティ宣言の表明について

更新日:2023年02月16日

 市では、令和4年4月4日の市長定例記者会見において、2050年度までに二酸化炭素など温室効果ガスの実質排出ゼロを目指す「南相馬市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

 近年、世界各地で地球温暖化が要因とされる大規模災害が増加し、本市においても、令和元年東日本台風による甚大な被害が発生するなど、その影響は私たちの身近な生活にまで及んできています。

 そのため、市としては、国や福島県が目標としている2050年脱炭素社会へ向けた取組みを踏まえ、市の地域特性を活かした地球温暖化対策を推進していくため、南相馬市ゼロカーボンシティ宣言を行い、市民、事業者、行政等官民が一体となって協力しながら、市内の二酸化炭素などの温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。

温室効果ガスの実質排出ゼロ(ゼロカーボン、カーボンニュートラル)とは、
事業活動や家庭生活などから排出される二酸化炭素などの「排出量」から、森林などによる二酸化炭素などの「吸収量」を差引き、排出量を実質的にゼロにすること。

南相馬市ゼロカーボンシティ宣言文を持つ門馬市長

南相馬市ゼロカーボンシティ宣言文

南相馬市ゼロカーボンシティ宣言  近年、世界各地において、記録的な高温や大雨、大規模な干ばつ 等の異常気象が増加しており、南相馬市においても、令和元年東日 本台風による甚大な被害が発生するなど、地球温暖化による影響は、私たちの身近な生活にまで及んできています。 このような中、地球温暖化の要因とされる二酸化炭素などの温室効果ガスの削減に向けた取組みとして、国際的な枠組みを定めた パリ協定が2020年から運用開始され、国や福島県においても、2050年温室効果ガスの実質的排出量ゼロを目指す取組みが進められているところです。 南相馬市においても、大規模太陽光発電所や風力発電所の整備など再生可能エネルギーの普及促進を図りながら、温室効果ガスの排出低減に努めてまいりました。今後、更に地域特性を活かした地球温暖化対策を推進し、2050年度温室効果ガスの実質排出量ゼロを目指すため、ここに、ゼロカーボンシティを宣言いたします。この目標を達成するためには、市民・事業者・行政がそれぞれの 役割を自覚するとともに、互いに協力・連携のもと、次の基本方針 に沿った取組を推進し持続可能ですべての世代が安心して暮らせる、100年のまちづくりに努めてまいります。《ゼロカーボンシティに向けた基本方針》1.再生可能エネルギーの推進 2.脱炭素に向けた取組の推進3.省エネルギー社会の推進 4.循環型社会の推進5.温室効果ガス吸収源の保全・育成の推進 令和4年4月4日福島県南相馬市長  門馬 和夫

ゼロカーボンシティとは

環境省では、2050年に温室効果ガス(または二酸化炭素)の排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。

環境省「地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況」https://www.env.go.jp/policy/zerocarbon.html

南相馬市ゼロカーボンシティ宣言に対する環境大臣からのメッセージ

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ファクス:0244-24-5347
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