市長への手紙「(例)「ゆずりますフロアー」について」

更新日:2018年12月25日

(男性)

 市内商店街は、空洞化が進み、空き店舗が目立ちます。この使われていないスペースを、不要になった物を必要な方々に譲るスペースにはできないかと思いました。
 我が家では、このたび娘が宮城県から戻り、市内にある家具付きのアパートに入居しました。それにより、今まで使っていた家具(ベッドなど)が不要となりました。もったいないので、捨て値でも構わない、いやタダで引き取ってもらっても構わないと思い、リサイクルショップに持って行ってみましたが、場所のとるベッドは要らないとのこと。まだまだ見た目にも新品だし、とてももったいないと思ったものの我が家でも家族が増えてとてもスペースがない状態。意に反し、明日、クリーンセンターに搬入して処分することになりました。欲しい人が見つかれば喜んで自宅まで届けるのですが。
 そんなことから、もしも可能ならそういった場所が確保できないかと思いました。かなり無理だろうなあとは思いますけど。
 リサイクルショップにとっては死活問題なので反対もありそうです。職員もしくは、ボランティアを常駐させる必要もでてきそうです。職員削減を進める中ではとてもきびしい現実かも知れません。また、物によっては、リサイクルショップへの転売を目的でもらっていってしまう人もでてくるかも知れません。広報誌に掲載という方法もあるかも知れませんが、我が家ではそれまでの保管も問題です。顔が見え、直接手渡すというのも気持ちが通じていいかも知れませんが、個人名を伏せておきたい人もいるでしょうね。あちこちの避難場所から自宅へもどった方々にとっては、電化製品などもだぶついてしまっているのかも知れません。

市の回答

 現在、南相馬市における市内商店街空き店舗対策の具体的な誘導策につきましては、中心市街地等において、空き店舗を活用して起業、創業される方々に対しての空き店舗賃借料の補助を中心に、個店の魅力を創出するためあるいは、市の復興に寄与することを目的とした施設とするための改装費補助などの施策を展開しております。

 ご指摘のとおり、市内商店街は空洞化が進み、空き店舗が目立っているのが現状ですが、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故後に補助事業を活用し、新たに店舗等を開設された事業者が4件あり、市といたしましても、空き店舗対策に努めているところです。

 今回、ご提言の不要になった物を必要な方々にお譲りするスペースの確保等につきましては、既存資源活用の面からも大変有効な手段であると考えますが、事業の実施主体が大きな課題となってくるものと思います。
このことの解決策といたしましては、震災後に市の復興、復旧を目的の一つに立ち上がったNPO法人やまちづくりに寄与する団体等が多く組織されていますので是非、市の方からご相談申し上げ、原町商店連合会や商工会議所等との連携を図りながら、事業としての有効性や民間リサイクル事業者などへの影響等を模索したいと考えます。

 今後も、本市の逸早い復興、復旧とイメージ回復に全力を挙げて取り組んで参りますので、更なるご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

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