市長への手紙「東京電力の汚染水海上放出について」
(男性)
タイトルの件につきましてご意見させて頂きます。抑止力の一つの方法として、南相馬市民個人の精神的及び風評被害は、汚染水海上放出を行う事により更に続くと考えます。
この場所に住んでいると見えませんが、関東圏の友人達の意見には市民の安全性を心配するものが多いのが現実です。
汚染水が海から雲に成り、雨となって大地に降るのは歴然です。まして一年の半分以上は、南寄りの風、潮の流れです。
よって、汚染水を海上放出した場合、新たな個人の賠償を請求する事を政府や東京電力に南相馬市長として打診して頂きたく存じます。
抑止力の手段の一つにも成ると思われます。
市の回答
東京電力による汚染水の海洋放出に関しまして、漁業関係者をはじめとして周辺地域に暮らす住民の不安を煽るものであり、許されるものではないと認識しております。
ご意見いただきました「汚染水を海上放出した場合の新たな個人の賠償」につきましては、汚染水放出とそれによる個人への被害との関係などから個人の賠償の対象となり得るかという問題はありますが、抑止力の手段の一つとして、今後の国・東京電力に対する要望・要求の参考とさせていただきたいと存じます。
市としましても、原子力損害を受けたすべての市民の完全賠償がなされるよう、引き続き取り組んでまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
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更新日:2018年12月25日