市長への手紙「東京オリンピックの誘致について」

更新日:2018年12月25日

(男性)

 先日東京オリンピック開催が決まり、被災地仙台でサッカーの試合が開催されるという情報があって、思うことがありましたので投稿させていただきました。
 最近、人や財、物が仙台にしか集まっていないことに狡さと憤りを感じています。南相馬市だって被災地だし、南相馬市が報われることがあってもいいのではないでしょうか。
 そこで考えたことなのですが、オリンピックが2020年7月24日に開催され、相馬野馬追の時期と重なりますので、オリンピック競技の一つである、馬術競技を誘致することと、新競技に歴史と伝統ある「神籏争奪戦」を誘致することを提案したいと思いました。
相双地方の方々にとって、馬は特別な存在だと思います。馬を通して、相双地区通しのつながりを再確認し、日本や世界の人との「つながり」と「きづな」を作れるのではないか。そして、日本や世界の人たちが、相双地区で起こったことは他人事ではないと思うきっかけにして、つながりができることで街が盛り上げられるのではないでしょうか。
 言い方が悪いかもしれませんが、東京がオリンピックを誘致できたのは、南相馬市をはじめとした被災地を利用したからであって、南相馬市もその恩恵を受ける権利があると思います。12月17日の新聞を見た時に、都知事が「具体的提案をしてください」と県知事に言ったようです。馬術競技予定地を見ると、野馬追を開催する祭場と大きさはほとんど同じですので、きっと既存施設を活用して、馬術競技と野馬追を連続して開催できます。そして、世界の中で馬を一番が大切にしている南相馬市を、世界中に発信できると思います。
 ほとんど知識が無い私ですが、南相馬市が東京オリンピックで何も活用できなかったとなるのが一番嫌です。もし可能であれば、誘致担当の方々を前にプレゼンさせていただく機会を与えていただけないでしょうか。

市の回答

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催における当市の馬術競技に関する取り組みについては、馬術競技の開催地にあっては、施設整備や競技馬の入国に係る検疫など、非常に難しい課題があることから、当市といたしましては、スポーツ施設(馬事公苑)を活用した事前合宿の誘致、相馬野馬追へのアスリート観覧招待等を活用した文化・観光の発信、さらには、大会を取材し記事を作成する「子どもレポーター」の派遣などについて計画しているところです。
 また、福島県としての取り組みといたしましては、平成26年1月に福島県知事を本部長とした「2020年オリンピック・パラリンピック関連事業推進本部」を設置、福島県知事と組織委員会との共同文書により、両組織間の連携体制の強化、東京オリンピック・パラリンピック関連事業の推進、東京オリンピック・パラリンピックを通した交流の推進や復興の発信について確認したところです。
 今後、これらの準備を進めていく中で、広く皆様からご意見をいただくことも考えておりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

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