市長への手紙「4月21日に南相馬に行きました」

更新日:2018年12月25日

(匿名)

 娘の友達が、震災後南相馬から茨城に引っ越してきて、先月、南相馬に帰りました。娘が「寂しい、会いたい」と言うので、娘と二人で南相馬に訪れました。
 しかし、震災後の復興が進んでいない現実を目の当たりにし娘も驚愕していました。「頑張れ」と言う人はいるでしょうが、あれでは頑張りようが無いと思いました。除染作業してる地区は殆どゴーストタウン化、人も車も無い3年前のまま時間が止まった様子が伺えました。何か出来ることは無いか?改めて考えさせられました。可能な限り、福島に協力できれば幸いです。
 私は、IT(セキュリティ・インフラ整備)と飲食店をしています。自分の技術がお役に立てるのであれば、いつでもご連絡下さい。

市の回答

 南相馬市の現状と今後の復興についてお答えいたします。
 さて、お手紙にありました復興が進んでいない地域は、福島第一原子力発電所から20キロ圏内の避難指示区域の現状と推察いたします。当該地域は、平成24年4月に、これまで設定されていた警戒区域は解除され、新たな避難指示区域に見直しが行われたことに伴い、市では、本格的な公共インフラ等の復旧を進めて参りました。本年3月には、上下水道等の復旧について完了したところでありますが、避難の指示は未だに継続していることから住民が居住することはできず、商業機能など民間によるインフラ等の再生にはいたっておりません。
 このような状況下において、市では、平成28年4月を避難指示区域解除の目標と定め、一刻も早くこれまでの生活を取り戻せるよう、暮らしやすい安全で安心な生活環境を整備するとともに、昨年度とりまとめた再生調査報告書を基に新しい小高区の再生構想に取り組んで参りますので、引き続き、当市の復旧及び復興のため、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

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福島県南相馬市原町区本町二丁目27(本庁舎3階)


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