市長への手紙「ジャスモールの新しい店舗について」
(男性)
最近ジャスモールの北側店舗が改装工事をしていますが、ネット上の情報ですと大型パチンコ屋さんが入る情報がありますがご存知でしょうか?
本当にパチンコ屋さんならば、学校(原高)の目の前の施設には不適切だと思いました。一個人企業ではありますが、子ども達の教育環境を考えると看過できないと思います。市の条例等で規制はできないのでしょうか?
復興を第一義に掲げる本市にとって、魅力ある教育環境や進学先の確保は必須課題とも言えます。もし、本当にパチンコ屋さんが入ったならば、避難先から帰還する子ども達の数に大きな悪影響を与える事と心配しております。
もし、パチンコ屋さんが入るならば、市としてはどのような対応をとられるのかをお教えいただけたならばありがたいです。
市の回答
ご質問のありましたジャスモールの新しい店舗についてお答えいたします。北側の新しい店舗については、パチンコ店として改装工事していることを確認しています。本件に関しては、大きく二つの規制があります。
1点目は、建築物の用途としての規制です。
ジャスモールの敷地は、平成19年に南相馬市が都市計画法に基づく許可を行っています。当該物件は、当初、店舗としての用途でしたが、平成27年7月に建築物の用途を変更する手続きを行い、現在は遊技場となっています。
本市として、建築物の用途による規制の区域を定めていますが、当該地区は遊技場(パチンコ店等)が規制される地区ではないため、基準に基づき許可しています。建築物の用途としての規制は、都市計画法並びに建築基準法によるものであり、法令の基準により審査及び許可等を行っています。
2点目は、営業としての規制です。
パチンコ店は、風営法に基づく許可が必要となり、営業場所、営業時間、騒音、振動等の規制について福島県の条例により定めています。基準を満たしていれば許可されますので、法の規制はできないものと解しております。
よって、現在の法的な規制に基づいて、パチンコ店のみを規制することはできません。また、上記以外による規制を条例制定するには、様々な観点からの協議と合意が必要となり、短期間のうちに実現させることは難しい状況です。
しかし、ご指摘のとおり、パチンコ店があることにより避難先から帰還する子ども達に悪影響が及ばないように、市として、防犯等の観点から犯罪や事故被害に遭わないよう関係機関へ積極的な協力要請をしてまいります。
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更新日:2018年12月25日