市長への手紙「常磐自動車道における汚染土による盛土計画について」

更新日:2019年04月01日

(女性)

ネット、新聞、テレビなどによりこの度、環境省常磐道の4車線化工事において 除染した汚染土で盛り土の計画を知りました。
昨年には、二本松市でも建設用として汚染土の利用計画があったようですが、住民の猛反対により 議会でも 断念せざるを得ない事態になった事は、市長さんもご存知であると思います。

同じ福島県内で、同じように半永久的に最終処分となってしまうような政策をしても良いのでしょうか。
この計画にはどうしても頷くことができません。
我々のような高齢間近の年齢であっても、次世代へのこの件についての申し送りや管理についてどのような方法で行なっていただけるのか。
できれば、市長さんはじめとして反対して下さいますように申し入れとします。

又、もう一件。
南相馬市内で作付けし収穫した米を学校給食で使用するということも議会で決まったようですが、孫を避難先から原町区へ戻した方がいいかなという家族の中で話が出ていますが、この件を知ってから測定しているとは言え、不安だけが募ります。
そういう方向でずっと関わってこられた方々がいらっしゃるということ。本当にそれで未来ある子供たちの命を守れるのでしょうか。

以上、二件について返答願います。

回答

はじめに、常磐自動車道に係る環境省による除去土壌再生利用実証事業としての盛土計画については、平成30年12月14日に、市は環境省から新たな除去土壌再生利用の実証事業の説明を受けたところです。
本市としては、除染で発生した除去土壌を減容化するといった環境省の考えは理解するものの、新たな実証事業については、市民に対し丁寧な説明を行い進めるよう申し入れたところです。

次に、本市の学校給食については、平成30年12月から市内産米の使用を開始しております。
市内産米については既に全国的に流通しているほか、市内産米の全袋検査結果についても平成30年産米では、全て25ベクレル毎キログラム(測定下限値)未満となるなど、これまで使用してきた会津産米と変わらない結果であることから切り替えを行ったところです。
なお、本市の学校給食に使用する米飯については、米の出荷時の全袋検査だけでなく、精米時及び炊き上げ後においても検査を行うなど、安全な学校給食の提供に努めているところです。

参考

ふくしまの恵み安全対策協議会の公表する平成30年産米の検査結果は次のホームページからも確認することができます。

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