市長への手紙「ゴミ集積所のゴミの散乱について」
匿名(男性)
ゴミ集積所のカラスによるゴミの散乱が多く見受けられます。
私の地区では黄色のネットを掛けて対応していますが、毎回カラスによるゴミの散乱が続いております。
ネットもよほどしっかり掛けないと賢いカラスには何の役にも立たないのが現状です。
各行政区でもそれぞれ色々な対応をしているようですが、ゴミを置く方のモラル等もあり、現状はかなりひどい状況のようです。
根本的な解決策の一つとして指定ゴミ袋を強化し簡単に破れないような袋にするようなことは難しいでしょうか?
様々な問題も出てくるとは思いますが、袋が破れなければゴミが散乱することもないのです。
また、カラスは視覚だけでゴミを漁ると聞きましたが、見えづらくするなども有効かと思われます。
週2回の回収日のゴミの散乱を防ぐために、ぜひご一考願いたいと思います。
回答
地域のごみ集積所については、地域の皆様に整備及び管理を行っていただいているところですが、ごみ集積所を整備するスペースのない街中などの集積所では、ご意見のとおりカラスにごみを荒らされたり、強風等によりごみが飛散したりするなど、周辺の環境への影響が問題となっております。
本市の燃えるごみ用の指定ごみ袋については、クリーン原町センターで焼却処理を行う際に、ごみ質の均等化を図るとともに、安定した状態で焼却し、有毒ガス発生の抑制に努めるため、規格等に関して基準を設け導入をしておりますことから、指定袋の強度向上によるカラス被害対策は難しいと考えております。
市としては、カラス被害対策として、カラスネットを無料配付しているところではありますが、ご指摘のとおり、利用者による正しい運用がなされない限り、最大限の効果が得られないというのが現状です。
ごみを出す方の環境美化意識やモラルの低下が深刻な状況であるため、市としては、今後も機会を捉えごみ集積所周辺の環境美化の啓発に努めるとともに、一部の行政区では、折りたたみ式の集積ボックスを設置している実例もあることから、利便性や効果及び課題などを整理し、活用促進について検討してまいります。
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更新日:2019年04月01日