薪ストーブの普及について(提案)
市長への手紙
私共は薪がバイオマスエネルギーそのものであり、市民一人一人が直接SDGs(持続可能な開発目標)に貢献出来るもっとも身近な再生可能エネルギーであると考えております。
ついては、貴市も公共の場で薪ストーブを設置し、SDGsの普及に力を尽くして頂きたいと存じます。
是非、市民一人一人が自ら、再生可能エネルギーであり、バイオマスエネルギーである薪を利用するように働きかけて頂きたいと思います。
また昨年9月に、北海道において地震に伴う大規模停電(ブラックアウト)が発生しておりますが、仮に冬期間にこのような事態が発生した場合には、暖房器具が使用出来ず市民生活に甚大な影響を及ぼすこととなります。
特に高齢者の多い介護施設への影響は計り知れないものと考えられます。このように災害対策上も薪ストーブの普及は重要と考えます。
またこの事は賛否両論ある原子力発電所建設の抑制にもつながることと考えます。
本件につき、貴市のお考えをメールにてご回答願います。
受取日
令和元年12月11日
回答内容
市では、「原子力に依存しないまちづくり」の基本方針の下、再生可能エネルギー導入を推進しており、木質系バイオマスも再生可能エネルギーのひとつとして、地球温暖化対策や地域資源の有効活用など循環型の地域づくりに寄与するものとして、東日本大震災以前から公共施設への導入を図ってきました。
本市公共施設への木質系バイオマス導入状況については、生涯学習センター3カ所にペレットストーブ、大町地域交流センターに停電時の自家発電機能を備えた木質バイオマスボイラーを整備しております。
ただし、燃料として使用できる地域材が入手しにくいこと及び煙や臭いなどの周辺住民への配慮等もあることから、その稼働については限定的に行っている状況です。
以上のような課題があり利活用が進まない状況ではございますが、市としては、地域材を活用した木質バイオマスの利活用については、今後も調査検討を図ってまいります。
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更新日:2020年01月27日