市長への手紙「馬事公苑の利用と整備について」

更新日:2022年03月09日

市長への手紙

馬事公苑の利用と整備についてご質問致します。

最近、ドライブがてら馬事公苑に行く機会がありましたが、市民が利用している様子がうかがえませんでした。利用状況はどの様になっているのでしょうか?

また、柵が至る所が壊れていました。朽ちて行けば利用どころか近寄る市民もいなくなるのではないかと思います。

年間、馬事公苑の予算はどの位かかるのかと思うところもお聞きしたいです。市民が利用して税金で運営するのが一番ではないでしょうか?利用者が少なければ閉苑も考えられませんか? 税金の無駄遣いになりませんか? ご回答お願い致します。

回答

南相馬市馬事公苑は、馬事振興及び市民の体育並びにスポーツの普及に資するための馬事施設として設置した施設であり、現在は指定管理者により施設の管理運営を行っております。

現在の施設の利用については、東北ホースショーや北日本学生馬術大会などの各種馬術競技大会や馬術強化合宿等の馬術関連の利用に加え、施設内に公認ディスクゴルフコースも設置され、県内外のディスクゴルフの大会にも利用されております。

さらには、指定管理者の自主事業として、ドローンスクールを始め、年間を通じた乗馬教室や馬と触れ合える事業を実施するなど、多種多様な用途で施設の利活用を図り、多くの市民や各種団体等にご利用いただき、平成30年度及び令和元年度の施設利用者数は、各年度とも1万人以上でありましたが、令和2年度は、新型コロナウイルスの影響により4,744人となりました。

令和2年度の施設の予算については、管理運営費や施設修繕等を含めて、約2,400万円であり、修繕が必要な箇所については、利用者からの意見等も踏まえ、市と指定管理者において協議の上対応しており、今後もより多くの皆さまに快適にご利用いただけるよう施設管理に努めているところです。

馬が関わる施設であるため、季節によって施設利用の件数に増減があり、特に冬場の施設利用は少ない施設となっておりますが、暖かい春や秋の季節には、馬術大会やディスクゴルフ大会等が多く開催されますので、機会があれば是非ご来場いただき、馬との触れ合いを体験いただければと思っております。

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