市長への手紙「移住者への対応について」(1)

更新日:2022年04月13日

市長への手紙

初めてメールさせていただきます。2021年の9月末に関西から南相馬に転入してきた者です。僕自身は新潟県の人間です。まず、私が驚かされたのは、あまりの田舎特有の排他的閉鎖社会です。
ハッキリ言えば、よそ者に対するあからさまな差別です。町内への引っ越し挨拶も済ませいて、顔もわかっているはずなのに、道で会ってもこちらを見向きもしない、挨拶もしない。こちらからしなければ、向こうから挨拶してくる事はない。個人的な事は書けませんから書ませんが、私の事をあちこちて、悪意丸出しで吹聴している人間も、同じ町区の中に沢山居ます。

仙台藩やら相馬がどうだのと言った歴史的な所からくる差別社会のはなしも聞いてます。災害の県外避難先が新潟県になっていて、避難している人が、新潟で嫌な思いをしている、という話もチラホラ聞いてます。ですが、僕に何の関係があるのでしょうか。仙台藩が相馬をいじめていたから、それを原ノ町やら小高の人達にやり返し、今度は原町、小高の人達はよせから来た連中にそれをしてかえしてる、って話し、こんな下らない閉鎖的差別社会を何百年も続けて来ている相双地域の人は、丸っきり未来がない。

新潟県人全員がそんな避難している人に対して意地の悪い事をしている訳ではない。そんな意地の悪い事をしている人はごくごく少数派なはずである。新潟県人は元々おおらかで、来る者は拒まず、の人種のはずだ。新潟県のどこの地区も、町を維持・発展していく為に、よそからの転入者だろうが何だろうが、入って来てくれる人は大歓迎で、年を取った人は町区の役職からは退き、若い者に仕切らせて、やっていってるんですよ、普通、大概の地域が。僕が避難者を阻害していたわけじゃない。そういう話しがあるからと言って、新潟県人が南相馬に入ってきたら、それをやり返す、というのは如何なものなのだろうか?

相双地域のこの排他的閉鎖社会は、東日本大震災で世界各国からの支援(金銭、物資、ボランティアなどの労力)、日本全国からの支援(金銭、物資、ボランティアなどの労力)、芸能界、スポーツ界やらからの支援など支援してきた人達に対する「騙し」だ。TOKIOというグループは、特に福島県に特化して支援活動しているわけだけれど、相双地域の実体・実情を知らないで支援活動をしている人達に対する「裏切り」ですよ。相双地域のよそ者を排除せんとする排他的閉鎖社会が改善されなければ、復興はない。

回答

市では、人口減少と少子高齢化に対応するため、市外からの移住定住を促進し、移住された方の支援等に取り組んでおります。

その一環として、新たに転入して来られた方を含め市民の皆様には、 行政区・隣組への加入をお願いし、 行政区と連携しながら、 隣近所同士の支え合いや地域で顔の見える関係の構築を図っているところです。

また、 近隣の方々とのご関係につきましては、市で弁護士などによる無料相談会 を実施しています。 無料相談会は市民課(電話0244-24-5235 )で受け付けておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
 

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 秘書課 広報広聴係


〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(本庁舎3階)


直通電話:0244-24-5216
ファクス:0244-23-7425
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