市長への手紙「時短要請に係る協力金及び公共施設でのイベント開催について」
市長への手紙
当社も時短要請に合わせ7/9~31の間、営業時間を7:00~21:00に短縮しました。商売柄夜間の街の様子がよくわかるのですが、20時を過ぎても明かりを消して営業しているお店は数件あり、その中にはコロナの感染者を出しているお店も含まれていましたが、そんなお店から21時少し前にタクシーを頼まれることもありました。そのようなお店も協力金を申請するのだろうと思うと非常に腹立たしく、ばかばかしい気持ちにもなります。
また昨日は南相馬市としての非常事態宣言の最終日でしたが、ゆめはっとにてルナシーのコンサートが開催され、これも商売柄ひとの動きがよく見えるのですが、関東や関西を含む全国各地から人が集まりました。非常事態を宣言し市民には行動の抑制を求めている一方でこのようなイベントを市の施設で開催することは不適切では
なかったかと思っています。
回答
飲食店への協力金につきまして、7月7日に南相馬市、8月5日に福島県内全域に対し、福島県新型コロナウイルス感染症集中対策が発令されたことに伴い、接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店へ営業時間短縮・不要不急の外出自粛についての協力要請が出されたところです。
これら営業時間短縮の協力要請に応じた飲食店に対しては、申請により県から福島県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金が交付されることとなります。
県におきましては、申請書類の受理後、申請内容の審査を行い、適正と認められるときに協力金の交付を行い、また交付後に、交付要件を満たさない事実、虚偽、不正等が判明した場合には、協力金の返還、違約金の支払いを求める場合があることを確認しております。
市としましても、営業時間短縮要請の期間が始まる前には、県と合同で市内飲食店を訪問しながら、営業時間短縮の協力について説明を行い、更には、当該期間中においても、時間短縮営業に協力いただいているか等を確認するための訪問活動も行い、営業実態の把握に努めております。今後も引き続き、営業時間短縮の主旨等周知や営業実態の確認などを行い、対応してまいりたいと考えております。
次に、特別対策期間中の公共施設でのイベントの開催につきまして、市では、7月4日及び6日に2件のクラスターが発生したことを踏まえ、市内の感染状況を「非常事態」と位置づけ、特別対策を実施し市内公共施設の休館及び利用制限を実施いたしました。
市民文化会館は、一部利用を制限する施設と定め、既にチケットを販売している公演については、主催者へ感染予防対策の徹底を要請した上で開催を決定していくこととし、指定管理者をとおして、公演主催者へ感染防止対策の強化を要請し、来場される皆様に徹底した感染防止対策をしていただくよう周知した上で、開催をいたしました。
いただきましたご意見については真摯に受け止め、今後も、施設のガイドラインに基づいた感染防止対策を徹底して行ない、コロナ禍でも、市民の皆様が安心して利用ができるよう施設の運営をして参ります。
今後とも市政全般にわたり、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2022年08月15日