市長への手紙「野良猫・外飼い猫の保護活動等への支援について」

更新日:2022年08月15日

市長への手紙

南相馬市内の野良猫・外飼い猫についてお願いがあります。

難しいことは申しません。
野良猫がこれ以上増え続けないよう、またロードキルや虐待に遭う猫が出てしまわないよう、『猫の不妊去勢手術』を対象とする助成金のご検討、そして飼い主の知識向上・モラル向上に努めている事業を何らかのカタチで支援していただけないでしょうか。

私たちが個人で啓発活動をしていると、市民はなかなか耳を傾けてくれません。聞く耳を持たない飼い主があまりにも多すぎます。
不妊去勢手術をしないのが当たり前、猫は外で飼うのが当たり前、子猫が生まれたら捨てればいい、ごはんは残飯(もしくは着色料たっぷりのドライフード)…こんな考えの飼い主があまりにも多くて本当に驚くのです。いつの時代ですか?そんなに南相馬市は遅れているのでしょうか?この町で犬猫に関わる事業をしていると、市民の動物福祉・動物愛護への関心の低さがよく分かり悲しくなります。

野良猫のことや飼い主への教育、行政が今まで見てみぬふりしてきた結果だと私は思っております。一般の市民が個人で活動し続けるのは、さすがに限界があります。

ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。「南相馬市は馬だけでなく犬猫にとっても暮らしやすい町」にしていきましょう。

回答

本市では、市に寄せられる野良猫や外飼い猫に関する様々な苦情や相談及び意見等を踏まえ、令和4年度に、野良猫の適正な飼育管理を通じて、地域住民が快適に暮らせる生活環境の保全を図るため、野良猫への不妊去勢手術や野良猫の飼育管理を行い、飼育が可能となった猫の希望者への譲渡等を行う「地域猫活動」を行う団体に対する補助金交付制度を創設し、現在、支援制度の周知に向け準備を進めているところです。

補助金交付制度の内容については、不妊去勢手術費やエサ購入、啓発費などの活動に要する経費に対して補助金を交付するものであり、地域猫活動と活動への支援を通じ、動物愛護への関心と理解が醸成され、また、生活環境の向上につながるものと考えております。

なお、補助制度の概要については、別添のとおりですので、今後の事業活動の参考にしていただければと思います。

また、福島県では、猫や犬等のペットの適正飼養に関するチラシの配布や専門家による講習会を実施するなど、飼い主への適正飼養の啓発に取組んでおり、本市においても、猫の適正飼養に関しては、「室内で飼うこと」「猫を捨てないこと」「不妊去勢処置、ふん尿の管理をすること」などが重要であると捉えており、広報紙やチラシの配布による啓発を行うとともに、適正な動物の飼育管理ができていない飼い主に対しては、福島県と連携を図りながら、注意や指導を行ってきたところであり、今後も継続して啓発を行ってまいります。

今後も、ご意見やご相談等がございましたら、お気軽に下記担当までご連絡ください。

担当

  1. 部署名 市民生活部 生活環境課 環境保全係
  2. 電話番号 0244-24-5231
  3. 電子メール seikatsukankyo@city.minamisoma.lg.jp
この記事に関するお問い合わせ先

総務部 秘書課 広報広聴係


〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(本庁舎3階)


直通電話:0244-24-5216
ファクス:0244-23-7425
お問い合わせメールフォーム

このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容は分かりやすかったですか



分かりにくかった理由は何ですか(複数回答可)



このページは探しやすかったですか



探しにくかった理由は何ですか(複数回答可)