市長への手紙「原町区にドラッグストアが増加していることについて」
市長への手紙
南相馬市原町区でドラッグストアが異様に増えておりますが、これに関して市長はどのようにお考えでしょうか?ドラッグストアが増え続けているその理由を、もう少し市民へ分かりやすくお伝えいただきたく存じます。
さすがにもうこれ以上、原町区にドラッグストアは必要ないのではないでしょうか。もう少し町や市民のためになるお店や施設づくりに全力を注いでいただき、同時にインフラの整備にも力をいれていただきたいです。
こんなにたくさんのドラッグストアができると、商店街の皆様や個人でお店を経営されている同業者があまりにもかわいそうです。どのドラッグストアも似たような商品を取り扱っていますから、お客の取り合いにもなるでしょうし、また食品ロスを生み出す要因にもなります。
もう少し子どもや若者が住みやすい環境づくりに力を入れていただき、彼らが必要としているお店や施設を増やすお手伝いをしてください。今の南相馬市にはとても残念さを覚えます。
回答
市では、新型コロナウイルスの感染拡大や物価高騰等により影響を受けている市内事業者を支援するため、昨年に引き続き「消費喚起応援事業」を実施する予定となっております。
本事業におきましては、大型店舗だけでなく、中・小規模店舗にも足を運ばないと応募資格を得ることができない仕組みを構築しており、市としましても引き続き、多くの市民が市内の中・小規模店舗を利用できる環境を作っていきたいと考えております。
また、「南相馬市第二次復興総合計画後期基本計画」において、「子育て世代に選ばれるまち」と「多様な人材が活躍するまち」を重点戦略に掲げ、子どもたちが伸び伸び成長できる環境を整備するとともに、若い世代が安心して出産・育児や、働くことができる環境の整備や支援を行っております。
今後も市民の皆さん、事業者の皆さんのご意見を伺いながら、継続して、状況に応じた支援を実施してまいりたいと考えております。
さて、お問い合わせのありましたドラックストアについてですが、市としましても、ここ最近市内にドラッグストアの出店が相次いでいる状況は認識しているところです。
ドラッグストアのみならず、床面積が1,000平方メートルを超える大規模店舗については、大規模小売店舗立地法に基づき福島県への届出が必要となりますが、これは事業者に交通渋滞や交通安全、騒音等の問題に適正な配慮を求めることを目的としており、出店する業種を規制することはできないものであることをご理解いただきたく、よろしくお願いいたします。
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更新日:2022年11月08日