市長への手紙「姉妹都市との交流時の補助について」

政策と言うわけではないのですが姉妹都市の杉並区との交流について意見させてください。
息子が少年野球チームに所属しているのですが、8月に杉並区へ遠征が決まっています。二泊三日の遠征ですが、今のところ宿泊費が選手2万円、大人2万8千円となっていて家庭にはなかなかの負担になります。
姉妹都市との交流の為とはいえ全て自費だとやはりためらってしまいます。
この場合南相馬市の方からは補助などは出ないのでしょうか？

日ごろ、市政各般にわたり、ご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

また、このたびは「市長への手紙」をいただき、誠にありがとうございました。

市では、市内スポーツ団体の活性化やスポーツ交流人口の拡大を図ることを目的として、災害時相互援助協定を締結している自治体等とのスポーツ交流事業に取り組んでいるところです。

特に、東京都杉並区とは野球交流をはじめ、バレーボール、駅伝、マラソン、ミニバスケットボール等、さまざまな競技を通じてスポーツ交流をさせていただいております。

お問い合わせいただいた野球交流につきましては、本市と杉並区の少年野球チームの交流がきっかけとなり、これまで50年近く続く歴史ある交流大会となっております。

市では、杉並区と本市の子どもたちが野球を通じて相互の交流を深めることで、今後の成長の糧になるものと捉え、交通費など大会遠征にかかる支援として、市から事業実施主体である南相馬市少年野球連盟に対し、東日本大震災以降の平成24年度から令和元年度（令和2年度～4年度については、新型コロナの影響により参加辞退及び事業中止）まで約30万円の補助金（交通費の1/2相当額）を交付しております。

大会遠征にあたりましては、保護者の皆さまにも多分なご負担をおかけいたしますが、子どもたちの成長の糧となるよう応援いただきたいと考えますので、引き続き、交流事業に参加しやすい環境づくりに努めてまいります。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします