市長への手紙「鹿島区鹿島区岩妻茂手線の計画について」

更新日:2024年10月01日

市長への手紙

鹿島区の岩妻茂手線の事について質問と意見をさせていただきます。
岩妻茂手線の必要性を鹿島区の人々に確認したと、伺いましたが、近隣住民の私は質問された覚えがありません。
当事者ではなく、遠い地区の人々に質問しても意味がありません。
また、陸橋やアンダーパスを設置する意味をご存知だとは思いますが、あえて書かせていただきます。
地域住民の救急搬送を鉄道遮断機等で時間ロスしないようにする為にあるのだと、私は考えています。
原町区、小高区は陸橋、鹿島区は陸橋も、アンダーパスも無し命の軽視に感じてしまいます。
また、国道より東には、鹿島小学校や、鹿島幼稚園の、避難に時間のかかる人達が居ます。
その人達がスムーズに避難できるように、アンダーパスは必要だと考えます。
また、アンダーパスが、無理ならば、鹿島区役所から東に旧国道へ抜ける道も計画道路?に、なっていたと思います。
真野川沿いの、堤防の上を走る道路は、度重なる地震によりかなり損傷が見られます。
アンダーパスや陸橋が無理ならば、安心して桜田山や寺内方面へ避難できる道路がほしいです。
はっきり言って、年寄りの為の政治ではなく、若人が安心して南相馬市に定住できる政策をお願い致します。
人の居ない小高区への投資を少し控えて、鹿島区で必要な設備を実現させてください。
宜しくお願い致します。
長文、申し訳ございません。

回答

日ごろ、市政各般にわたり、ご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

また、このたびは「市長への手紙」をいただき、誠にありがとうございました。

さて、岩妻茂手線の整備に関しましては、地域住民からの要望が強かったこともあり、令和3年度から令和4年度にかけて、岩妻茂手線の2工区(あさひ地区から鹿島小学校までの区間)の事業化を検討するための予備設計調査を実施いたしました。

しかしながら、その結果として事業費が非常に大きな額となることが明らかとなり、整備に必要な財源の確保が困難であることが判明しました。このため、現時点では事業着手を見送る方針を持っております。

これらの経緯と内容につきましては、鹿島区地域協議会や住民説明会、鹿島区行政区長会連絡会議等の場にて既にご説明させていただきました。

今後は、岩妻茂手線の1工区(県道浪江鹿島線から県道大芦鹿島線の区間の真野川の堤防の上の道路)を含む鹿島区市街地全体の道路網について、地域住民の皆様と意見交換を行いながら、鹿島区が抱える道路に関する課題を整理し、対応方針や整備方針を検討してまいります。

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