市長への手紙「相馬野馬追に関して意見、要望について」

更新日:2024年10月01日

市長への手紙

南相馬市民です。雲雀ヶ原で野馬追を観覧しましたが、改善してほしい要望がありましたのでお伝えさせてください。

  1. 雲雀ヶ原内の警備が少なすぎます。
    場内アナウンスで立ち止まらないでください、観覧席で観覧してくださいと何度か放送されていましたが、各階段や法面部分には人が座り、観覧席へ行けない状態になっており、立ち止まり通路には人が溢れるといった悪循環に陥っていました。各階段箇所に警備を配置し人が座らないようにする等の対策を講じなければいけないのではないかと思います。
     
  2. 撮影する方達のマナーが悪すぎます。
    馬場内ではなく観覧席で撮影する方達のマナーが悪すぎました。
    私も当日は朝7時から観覧席で場所を確保し、お行列到着を心待ちにしておりました。近くには県外からの観光客の方もおりました。お行列が雲雀ヶ原内へ入ってきたら観覧席に座っている人達のことはお構いなしに立ち上がり写真撮影をしていました。一人が立っていればそれにつられ通路を歩行していた人達も観覧席前方に上がり立って見ていました。観覧席からは「前に立っている方、座ってください」の声も聞こえました。実際私の前にもカメラを持った方達が小さい脚立に立っていてお行列が何も見えなかったです。近くにいた県外からの観光客の方達からは落胆の声も聞こえました。カメラマンの方が使うような本格的な望遠レンズが付いたカメラでの撮影は馬場内でしか撮影を認めないといったことも必要かと思います。
     
  3. 雲雀ヶ原内の通路について
    馬場内側の通路は歩行できないようにカラーコーンで区切られていましたが、通路が狭すぎます。トイレ周辺は本当に危険でした。人が多すぎて人が流れずその場で止まってしまい、四方から人波に押され転んだら最悪の状況になってしまうと思うほどでした。カラーコーンで区切るのであれば、通路半分づつ一方通行にするなどにしないと事故が起きそうで怖いです。要望1の項目に繋がりますが、会場内の警備人数を増やせば馬場内側に立って観覧しようとする人達へも場内アナウンスではなく、その場で口頭で注意も出来るのではないかと思います。

長くなりましたが、以上です。
遠方から来ていただいた観光客の方に落胆されないように、危険な状況にならない安全な野馬追が開催されるように、改善を願います。

回答

日ごろ、市政各般にわたり、ご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。また、このたびは「市長への手紙」をいただき、誠にありがとうございました。
ご提案いただいた内容につきまして、次のとおり回答させていただきます。

  1. 雲雀ヶ原祭場地内の警備の人数について
    今年から開催日程を2ヶ月前倒しし5月開催となったことなどから、多くの観客の皆さまに足を運んでいただくことができましたが、その影響もあり、特に自由席エリアを中心に想定以上の混雑が発生しました。
    今後も野馬追の認知度が高まることで、年々観客が増加していく可能性があり、いずれ雲雀ヶ原祭場地内の観覧席の容量を超えることが想定されるため、警備や運営スタッフの適切な配置と共に、指定席エリア、自由席エリアの配置、動線の見直しなど、主催者である相馬野馬追執行委員会で検討してまいります。
     
  2. 撮影する方達のマナーについて
    相馬野馬追は、被写体としても評価をいただいており、多くのカメラマンが望遠レンズなどを使用し撮影しておりますが、ご指摘いただきましたように、観覧席での立っての撮影や、通路や階段で立ち止まっての撮影など、マナー違反が多く見受けられました。
    今後、カメラマンや観客の皆さまのマナー向上につきまして、撮影におけるルールの整備と事前周知、観覧席と撮影可能エリアの見直し等、検討してまいります。
     
  3. 雲雀ヶ原祭場地内の通路について
    多くの観客の皆さまに足を運んでいただいたことで、通路等でも混雑が発生しました。通路の確保や観客の誘導、緊急時の対応等、雑踏警備につきましては、警察などの関係機関に指導をいただきながら、観客の安全を最優先に対応してまいります。
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