市長への手紙「小学校体育館の利用について」
市長への手紙
体育館の利用について。原町区で3人のこどもを育ててる母です。
こども達は、スポ少をやっています。小学校の体育館を利用してのスポーツのため体育館が空いているのにもかかわらず、管理人さんがいる体育館では思うように活動できず、管理人さんの都合で利用できなかったりしているのが現状だと思います。
こちらから、お願いしても「だめ」という返事があったりで管理人さんの都合で体育館を利用できないのはおかしいのではないでしょうか?また、お願いした時間に来てもらえず、こちらが電話をして管理人さんから鍵を空けてもらったりそのため、練習時間が減ってしまうこともありました。2中の様に、鍵ボックスを設置して管理人さんがいなくても解錠できるようにしてほしいです。管理人さんも高齢の方もいるようなのでわざわざ来ていただかなくてもいいように鍵ボックスの設置を希望します。市長、検討よろしくお願いいたします。
回答
ごろ、市政各般にわたり、ご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。また、このたびは「市長への手紙」をいただき、誠にありがとうございました。
さて、市教育委員会では、学校開放事業として休日や放課後など、学校運営に支障のない範囲で体育館やグラウンドを有料で開放しており、令和5年度の実績として延べ64,327名の方にご利用いただいております。
今回のお手紙の内容にありました施設の管理方法については、原町区・小高区の場合は管理員を委嘱し、当該管理員が体育館の鍵の開閉を直接行っています。
一方、一部の学校においては管理員が不在となったことから、やむを得ず暗証番号付きのキーボックスを設置し、セルフ方式で体育館の開閉を行っております。お手紙に記載の原町第二中学校体育館については、管理員不在のセルフ方式となっており、暫定的な施設管理方法となっていることから、現在、施設の開放時における管理及び利用者の安全を確保するため、管理員のなり手の確保に努めております。
管理員の主な職務としましては、学校長と連絡を密にし、利用者の確認や施設及び設備の管理、施設利用に関する適切な助言、火気戸締り等を行い、防犯・防災の観点からも重要な役割を担っていただいております。
一方で、自治体の貸館業務における鍵管理は全国的な課題となっており、先進的な取り組みとしてデジタル技術を利用し体育館の鍵管理を無人化している自治体もあることから、本市においても、このような新しい鍵管理の手法について検討してまいります。
なお、当面の対応として、管理員や学校と協議し、管理員宅等へのキーボックス設置を行い、管理員とキーボックスの併用による鍵管理を実施し、利便性確保に努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
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更新日:2024年10月01日