市長への手紙「美術作品による魅力発信および作品寄贈について」
内容
南相馬市は豊かな文化にあふれています。しかし、原発事故による負のイメージが根強く残っています。そこで、美術作品によって市の魅力を国内外に発信する政策に力をいれてはいかがでしょうか?先日、博物館で寄贈コレクションの展示会がありました。美術作品にはたくさんの人たちのこころをつかむ、元気にする力
があります。その力をもっと活用していただくことを期待しています。私の父は、原町区の彫刻家で6年前に亡くなりました。中央図書館には二つの作品、市内の小学校や博物館などにも作品を寄贈しました。そして、アトリエにはまだたくさんの作品があります。南相馬市の発展のため、市民のこころを豊かに育むために少し
でも役に立ちたいと考えています。市で父の作品を受け入れていただくことはできないでしょうか?市内の病院や介護施設、文化施設などに置くことはできないでしょうか?ご検討いただけると幸いです。
回答
先日、市博物館で開催した「寄贈コレクションで見る日本近現代の彫刻」展では、通常の博物館来館者層とは異なる美術愛好家の方々にもご来館いただき、“博物館における美術展”という新たな試みに対して多くの前向きなご意見を頂戴しました。これにより、美術作品が持つ発信力を改めて実感いたしました。
今回のご寄贈の申し出をお受けし、市博物館のほか、市内の各施設(小中学校、図書館、生涯学習センター、病院、介護施設)に照会し、原町第二中学校から受け入れ希望がございました。
つきましては、原町第二中学校の意向を確認しながら、文化財課にて寄贈の手続きなどについて調整を図らせていただきたく存じます。また、これまで市にご寄贈いただいた作品14点(博物館3点、ひがし生涯学習センター4点、原町第一小学校1点、原町第一中学校1点、上真野小学校2点、大甕小学校1点、中央図書館2点)について、引き続き情報発信を行いながら活用させていただきます。
問合せ先
文化財課(博物館)
電話番号:0244-23-6421
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更新日:2025年07月02日