多胎児家庭向けの支援について

更新日:2026年09月28日

ページID: 32072

内容

南相馬市長 様
日頃より本市の市政運営および子育て支援施策の推進にご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
私は市内で多胎児(双子、三つ子等)を妊娠中の保護者です。本日は、多胎児家庭が直面する過酷な育児環境の実態をお伝えし、本市における具体的な支援策の拡充をご検討いただきたくお手紙を差し上げました。
多胎児育児は、授乳やオムツ替え、寝かしつけが同時に発生するため、保護者の睡眠不足や心身の疲労が極限に達しやすい特徴があります。また、1人で複数人の乳幼児を同時に連れて外出することは物理的に困難であり、乳幼児健診や予防接種、子育て支援センターへの移動すら阻まれ、家庭内で社会的に孤立しやすい構造にあります。
全国の自治体では、こうした移動・外出のハードルや育児負担を軽減するため、多様な支援が展開されています。
多胎用大型ベビーカー・チャイルドシートの貸出および購入費助成
横型・縦型の二人乗りベビーカーや、複数分のチャイルドシートなど、高額かつ使用期間が限られる育児ギアのレンタル・購入助成(東京都や兵庫県等の自治体で導入)。
健診・予防接種時の同行・送迎サポート
一人で複数人を連れて移動・受診するのが困難なため、保健師や保育士、ファミリー・サポート・センターの提供会員が自宅から病院・健診会場まで同行・介助する取り組み。
訪問型家事・育児支援の拡充
産前・産後ヘルパー事業において、多胎児家庭の利用時間上限の引き上げや自己負担額の減免を実施(手ぶらで頼める伴走型支援の強化)。
多胎児家庭向けピアサポート・交流会の開催
当事者同士でしか共有できない悩み(同時泣きへの対応、授乳の工夫等)を相談できるよう、保健師同席のもとで専門の交流会を定期開催。
本市におかれましても、多胎児家庭が安心して孤立せずに子どもを育てる環境を整えるため、以下の取り組みをご検討いただけますと幸いです。
1. 多胎児向け育児用品(二人乗りベビーカー等)の貸出・購入補助、および外出時の同行支援
2. 訪問型ヘルパー事業等における多胎児家庭向け利用枠の拡大・費用軽減
3. 多胎児保護者向けのピアサポート(交流会)の定期開催
未来を担う子どもたちと保護者が、地域で温かく支えられていると実感できる南相馬市となるよう、市長の温かいご配慮と迅速なご検討を心よりお願い申し上げます。

回答

日ごろ、市政各般にわたり、ご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。また、このたびは「市長への手紙」をいただき、誠にありがとうございました。
多胎児の妊娠は、喜びが大きい一方で無事に出産できるか、産後の生活や子育てはどうなるのかなど、大きな不安や心配を抱えておられますこと拝察いたします。
今回、多胎児家庭への支援についてご提案いただきました三つの取り組みについて回答させていただきます。
一つ目の多胎児向け育児用品の貸出や購入補助及び外出時の同行支援についてですが、市では出産後に必要な育児用品等購入費用の支援として、「多子世帯子育て応援支援金(3人目を出産世帯に30万円支給)」や「ようこそ赤ちゃん誕生祝い品支給(おむつなどを購入できる2万円分クーポン支給)」などを実施しておりますので、ご提案のありましたベビーカーを始めとした多胎児向けの育児用品の購入にご活用ください。
二つ目の訪問型ヘルパー事業については、無料で実施しておりますので、ぜひご利用ください。
三つ目の多胎児保護者向けピアサポート(交流会)の開催については、現在、市では多胎児家庭を対象とした交流会は開催しておりませんが、子育て支援センターで実施しているサロンや各事業には多胎児家庭の方にも参加いただいていると伺っております。令和9年度には、原町区高見町に「子育て支援拠点施設」を開所する予定ですので、多胎児保護者向け交流会などの開催も検討してまいります。この他の多胎児家庭への支援策については、今後とも検討・改善してまいります。
市では、出産や子育てへの不安や悩み等を抱える妊産婦や子育て家庭の相談に一体的に対応できるよう「こども家庭センター」を設置し、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援に取り組んでおります。相談には、保健師、助産師、保育士、作業療法士などの専門職と必要に応じて福祉・教育・医療などの関係機関とも連携してサポートしておりますので、各事業の利用・申請方法や出産・子育てでご心配や困りごとがありましたら気兼ねなくご相談ください。
未来を担うこども達とその保護者の皆さまが、地域で温かく支えられていると感じ、安心して出産し、子育てできる環境整備に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

問い合わせ先

こども未来部 こども家庭課 母子健康係


〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(東庁舎1階)


電話:0244-24-5218
ファクス:0244-24-5740
お問い合わせメールフォーム

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 秘書課 広報広聴係


〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(本庁舎3階)


直通電話:0244-24-5216
ファクス:0244-23-7425
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