市長への手紙「新型コロナウイルス感染について」

更新日:2020年07月13日

市長への手紙

感染者については、個人情報保護の観点から大変な面もあるとは思いますが、早急に居住区、行動履歴等の詳細を市民に知らせるべきだと思います。市民の不安解消のためは勿論ですが、今はSNSの発達により瞬く間に感染者についての情報が拡散されます。その中には誤った情報も多く含まれ、それによってあらぬ疑いを被る人も出てきます。実際に市内1例目の感染者に関しては、誤情報を含む住居、行動履歴、習い事、濃厚接触者等がSNSで拡散されました。市民のみならず感染者、感染関連者を護る観点からも必要だと思います。
また、マスク不足は南相馬においても深刻です。不定期にドラッグストア等で販売され、感染リスクがある中で開店前から行列ができている状況です。その上、行列に並ぶことができるのは特定の人達であり、毎回同じ人達が購入していると思われます。必要な全ての人にいきわたるよう、市で一括購入し、市民に配布(販売でもいい)するようなことも考えて頂きたい。現在は異常事態です。平常時のように国や県の指示・指導を受けて行動するのではなく、市独自で思い切った施策が必要な時だと思います。

回答

ご意見をいただいておりました「市民の不安解消と感染関連者などを護る観点からの情報公開」について、感染者及び濃厚接触者の状況確認については、管轄する福島県相双保健所が聴き取り調査を行い、感染者の行動歴から濃厚接触者などを確定し、健康観察などを行うとともに、福島県がこれらの情報を一元管理し、情報を公表しております。

市としては、市民の皆様が感染対策を講じ、不安解消を図るうえで、必要な情報を積極的に発信することが重要であることから、福島県知事に対して、「新型コロナウイルス感染症対策にかかる要望書」を提出し、その一つとして、「個人情報の保護に留意しつつ、感染源との接触歴や症状の有無、行動歴、移動手段、生活圏など、市民が対策を講じるうえで必要な情報を積極的に発信すること」を要請しました。

これを受け、県・市間において感染対策にかかる連携・協力体制を構築し、市民の皆様にいち早く情報を提供できるよう、市ホームページや防災無線、防災メール、市長メッセージの新聞折込などにより、迅速かつ正確な情報発信に努めているところです。

また、「マスクについて、必要な全ての人にいきわたるよう」とのご意見につきましては、地域医療や介護施設等の提供体制を維持・確保する観点から、医療機関や介護事業所などへマスクを配布するとともに、集団生活を送る幼稚園・保育園や小中学校等の幼児、児童・生徒のほか、4月下旬には広く市民の皆様にマスクを配布させていただいたところです。

市民の皆様には、限られた枚数での配布となり大変申し訳ございませんが、感染防止にお役立ていただければ幸いです。

なお、最近では、市内の小売店でもマスクの販売が見られるようになりましたが、未だ多くの市民の方が感染対策に不安を感じていることと存じます。

市としても、今後の第2波、第3波に備え、マスク等の確保について最大限の努力を続けてまいります。

今後につきましても、市民の皆様のご協力のもと、継続した感染拡大の防止に取り組んでまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 秘書課 広報広聴係


〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(本庁舎3階)


直通電話:0244-24-5216
ファクス:0244-23-7425
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