相談支援ファイル「かけはし」

更新日:2018年12月25日

かけはし

 この相談支援ファイル「かけはし」は、成長についての大切な記録を集め、ご本人や保護者の安心した生活を目指すと共に、生涯にわたり一貫した切れ目のない支援を受けられることを願って作成しました。

 また、利用者の意見を取り入れ、様式の見直しを行いました。

「かけはし」を利用するメリット

  1. ご本人が成長するとともに、所属機関や支援機関が変わっても、それまでの成長の経過や支援についての情報が引き継がれ、支援の継続性が保たれます。
  2. 複数の機関が関わっている場合に、支援情報が共有されることで、支援の一貫性が保たれます。
  3. これまでの発達の経過や他機関の支援内容を、本人や保護者の方が繰り返し説明する負担を軽減し、伝え忘れを防ぐことができます。
  4. 情報が整理されていることで、緊急時や困ったときにも迅速に対応できます。

「かけはし」の3つの役割

“ためる”

 知らせたい情報をため込みます。

  • 成長の経過についての情報
  • 相談歴、医療情報、福祉サービスの情報など
  • 現在の発達や生活の様子
  • 支援してほしいことの具体的な内容

“伝える” “つなぐ”

 知らせたい人に提示します。

  • ライフステージの移行期や、複数の機関の支援を受けている場合に、学校や支援機関に提示し、これまでの支援方針の引き継ぎや、それぞれの機関で互いの支援内容を共有することができます。
  • 転居先や病院など、新しい機関の利用を始めるときなど、これまでの成長の経過や療育等の経過について、同じ内容を説明する負担を軽減することができます。

「かけはし」の使い方

  1. このファイルは、ご本人やご家族が必要だと感じた時からお使いください。
  2. 記入するのは、基本的にはご本人や家族です。医療機関や、担任の先生、療育機関の先生等にも記入していただくことが望ましいです。
  3. ファイルには、病院や関係機関で渡された資料、記録なども一緒に保管することができます。

こんなときに活躍します

  1. 入園・入学・進級・転校のとき
    入園・入学・進級・転校などで担任の先生などの支援者が変わるときに、新しい先生や所属機関に提示し、これまでの支援内容や医療情報、支援の具体的方法を伝えることで、途切れない支援を受けることができます。
  2. 複数機関を利用しているとき
    複数機関を利用している場合に、それぞれの機関に提示することで、支援方針が共有され、支援の一貫性が保たれます。
  3. 医療や福祉サービスなど新しい機関の利用を始めるとき
    医療機関を受診するとき、年金の申請、福祉サービス利用時などに、出生からの状況が確認でき、本人に合った支援を受けるために役立ちます。
    これまでの成長の経過や療育等の経過について、同じ内容を繰り返し説明する負担が軽減されます。また、発達の経過や成長の記録として残すことができます。
  4. 進学・就労のとき
    進学や就労するとき、本人に合った支援を受けるために役立ちます。
相談支援ファイル活用ガイドのイラスト

「かけはし」の内容(ダウンロード)

旧バージョンの様式

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来部 こども家庭課 こども総合相談室


〒975-8686
福島県南相馬市原町区本町二丁目27(東庁舎1階)


直通電話:0244-24-5407
ファクス:0244-24-5740
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