令和6年度 企画展
企画展「しらべてわかった!おだかの自然」
令和6年3月9日(土曜日) ~ 5月6日(月曜日・祝日)
南相馬市小高区では、これまで自然についての総合的な調査がなく、東日本大震災後の動植物がどのように生息・生育しているか不明な点が多くありました。そのため、当館は平成28年(2016)から令和4年(2022)にかけて、地質・化石、動植物を対象とする総合調査「小高の自然調査事業」を実施しました。本展では化石や動植物の標本などの展示とともに、調査事業の成果を紹介します。
企画展「五月中の申 御野馬追」
令和6年5月21日(火曜日) ~ 8月18日(日曜日)
国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は、令和6年、日程が7月から5月開催に変更されるという大きな変革があり、新たな歴史を刻むこととなりました。
そもそも野馬追の日程は、民謡「相馬流れ山」の歌詞にもあるように、旧暦「五月中の申」の日を中心に行われ、明治時代以降の改暦後、何度かの変更を経て現在に至っています。ここでは、これまでの「野馬追の日程」を中心に、その歴史をふり返ります。
企画展 「縄文 みなみそうま」
令和6年9月21日(土曜日) ~ 12月1日(日曜日)
縄文時代は、今から1万6000年前に始まり、米作りが始まる2400年前(弥生時代)まで、1万年以上続いた時代です。小高区にある縄文時代の国史跡浦尻貝塚は、「浦尻貝塚縄文の丘公園」として整備を進め、令和6年9月に開園を迎える運びとなりました。本展は公園のオープンを記念して浦尻貝塚の出土品を紹介するとともに、市内で発掘された縄文土器や土偶、全国的にも珍しい当時の編みかごなどを展示します。
企画展「日本近現代の彫像芸術の系譜(仮)」
令和7年1月11日(土曜日)~3月30日(日曜日)
平成31年に市内の彫像愛好家のご遺族から本市に寄贈のあった52点のブロンズ彫像群は、近現代の35人の作家による作品群です。これらは、日本芸術院会員10人を含む日本の代表的な作家の作品であり、互いの師弟関係や交友関係から、日本近現代の彫像芸術がどのように展開してきたかを物語る作品群でもあります。このようなコレクションが地方にまとまって収蔵されるのは稀有なことです。本展では、収集者及び寄贈者の顕彰とあわせて、これらの作品を紹介します。
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更新日:2024年05月01日